22年卒採用でインターンシップをやらずに乗り切る方法についてのセミナー

新卒採用には社会的意義がある。メリット以前に伝えたいこと

「社内の空気がマンネリ化している」
「他の部署での仕事内容をよく知らない」

今まで中途採用のみをやってこられた中小企業のなかには、このような状況が起きているのではないでしょうか?

たしかに、今さら新卒採用なんて…という不安な気持ちもあると思います。

しかし、10年以上採用の現場に立ち続けてきたからこそ伝えられる思いと、確かなメリットが中途採用にはあります。

この記事では、300社を超える中小企業のコンサルティングを成功させてきた私が、新卒採用をやるべきメリットと思いを語らせていただきます。

メリット以前に伝えたいこと

新卒採用のメリットについてお話する前に少しだけ。

多くの学生は、「初めての就職」を経て社会人になります。

社会人になり、マナーや心構え、時間管理や挨拶など多くのことを習得します。
そして、お客様のために仕事をして、お給料をいただく。

この経験を得るには、「初めての就職」を受け入れる会社が必要です。

もしもこの世に中途採用しか無かったとしたら、誰も社会人になることができません。

極端な言いようですが、理屈の上ではそうなりますし、はじめから仕事のできる人間なんてほとんどいません。

多くの学生は、「初めて就職した会社」で仕事を教わりながら社会人として成長していきます。

この「学生から、本当に仕事ができる社会人にシフトしていく期間」を引き受ける組織が、社会にはどうしても必要なわけです。

その役目を担っているのが、「新卒採用」なのです。

「社会的意義」という点において、新卒採用の社会貢献度は計り知れません。

そしてこれこそが、私が新卒採用支援に携わってきたこの10年で最も大切にしている価値観です。

新卒採用のメリット

ここからは冒頭でもお伝えした通り、新卒採用のメリットについて解説していきます。

  • 組織の鮮度が保たれる
  • 教える文化が自然と醸成される
  • 後輩ができる喜び
  • 就職でなく“就社”の良いところ

組織の鮮度が保たれる

例えば、今まで新卒採用をしてきた会社が新卒採用をやめたとします。

すると社内は、マンネリ感や停滞感などの悪い空気が淀んでいくことになります。

「毎年若く新しい人が入ってくる」ということは、それだけでも組織の“鮮度”を高めてくれるのです。

新卒採用で入ってきた若者の「言葉遣い・服装・労働観」が理解できず、ベテラン社員のなかでは“新人類がやってきた”とストレスを感じる方もいるかもしれません。

しかし、そのストレスが組織の“鮮度”を保つために重要なのです。

「若者の感覚」こそが、組織を刺激し、若返るための養分となります。

教える文化が自然と醸成される

基本的に新卒の新入社員は、何もできませんので、「教わる」ところから仕事が始まっていきます。

それはつまり、新人が入ってくる度に誰かが「教える」ことになります。

この「教える/教わる」という一見当たり前に思えることが、組織にとっては大きな無形資産と言えます。

逆に、中途採用のみの企業では「誰も教えない」「助け合わない」「情報交換がない」といった現象が起きやすいです。

同僚に自分のノウハウを教える義理もないですし、自分にとってメリットもないので、時間の無駄。そのような空気になっているわけです。

異動までいかずとも、部署をまたいで一緒に仕事をすることはあるでしょう。

そういう場合にも、分からないことは教え合いながら仕事を進めていくことが自然と起こりやすいのが、新卒採用をしている企業の特徴です。

後輩ができる喜び

後輩ができることは、多くの人にとって単純に喜びです。

また、新卒採用で入った社員には「教える文化」が身についています。

自分も教わりながら仕事を覚えた経験があるので、抵抗もなく自然と教えることができます。

特に、2年目の新入社員に後輩ができて「急に伸びる」ことはよくあります。

「先輩として恥ずかしくない仕事をしよう」という意識が自然に芽生えるからなのかもしれません。

就職でなく“就社”の良いところ

採用の仕方にもよるので一概には言えませんが、新卒採用では「就職(特定の職種になる)ではなく、就社(その会社に入る。ジョブローテーションなども受け入れる)」という意識で採用できるのも大きなメリットのひとつです。

ジョブローテーションを行う会社で有名なのは「花王」です。

営業・調達・マーケティングなど、様々な部署を異動してまわっていきます。

その体験をすることで、部署間の関係性がわかるようになっていきます。

企業では当たり前のように分業が行われていますが、そこには「他の部署や職種のことが全然分からなくなる」というデメリットがあります。

全体で大きな一つの仕事をしていて、それを分割し担当を分けているわけですが、その「もともとの大きな一つの仕事」の全体像も分からなくなってしまいます。

ジョブローテーションを丁寧に行うことで、この分業の弊害を大きく減らすことができます。

これが「職種」で採用している中途採用中心だと、ジョブローテーションをすることが難しくなります。

担当者

「当社はジョブローテーションがあります」
「就職ではなく、就社してください」

新卒中心でこのようなことが打ち出されていれば、ジョブローテーションを活用して組織を強くすることができます。

これも新卒採用のメリットのひとつと言えます。

さいごに

ポイントを整理しておきます。

中途採用との違い
  • 良くも悪くも「スキル・経験」に期待していない
  • ビジョンへの共鳴で採用したい
  • 中途でも新卒でも「採用した人をスポイルしない」のは大事
  • 面接の違い
  • 新卒採用ならではの採用プロセス
課題と解決策
  • 「新入社員研修」はあってもなくてもよい
  • 生涯学習は当然である

もちろん中途採用も、人事戦略においては重要なことです。

しかし、「うちは中途しか採用しない!」の1点張りでは、少しもったいないような気もします。

この記事をお読みになって、新卒採用に取り組んでみようとお考えの方がいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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