「採用活動の前半で選考を厳しくやりすぎて、学生を落としすぎた」
「選考に進んでいる母集団が少なくなってしまって、結局後半から通過率を上げた」
このような事態は、有効応募をリアルタイムで把握できずに、感覚でやってしまっているために起こります。
そこで私は、解決する方法として「LINEによる採用活動」をおすすめします。
LINEを採用活動に取り入れることで、「今現在、自社の有効応募が何人いるか」を正確に判断することができます。
今回は、弊社のお客様の事例をもとに、採用活動にLINEを取り入れるメリットや、その運用のポイントについて解説いたします。
採用活動にLINEを取り入れている企業をご紹介
弊社のお客様である株式会社アップルハウスは、採用活動にLINEを取り入れています。
説明会に参加してくれた学生にLINEの登録をしてもらい、それ以降、面接の日程調整や何気ない質問等、全てLINEでやり取りをするという流れです。
株式会社アップルハウスとの対談記事はこちら
採用活動にLINEを導入!柔軟にトレンドを取り入れるのは全て学生のため。株式会社アップルハウスLINEで採用活動をするメリットや運用のポイント
実際にアップルハウスのLINEの運用画面を見ながら、運用のポイントやメリットについて解説していきます。

タグ付けで現在の有効応募を正確に把握
まずはじめに、LINE公式アカウントを準備しておきましょう。
そして、説明会などで登録してもらった学生の名前を「学生名+大学名」に変更します。
さらに、「その学生と接点を持ったイベント名や日程」でタグ付けしておきます。
これは、LINEの特徴である未読既読を活用して「今現在、自社の有効応募が何人いるか」を選考フローごとに正確に把握するために必要な作業です。
タグ付けは必ず行ってください。
LINEはアクティブ率が高い
こちらは、アップルハウスのLINEでの登録者数を表した画面です。

この画面を見ると、アクティブ率が約70%であることがわかります。
例えば、マイナビなどで学生に対してメールを送った場合、全エントリー者の70%が開封したり返信してくれることは相当難しいことです。
これだけで、LINEが学生とのコミュニケーションツールとして有効なことがわかります。
LINEによるやりとりで学生との距離が縮まる
LINEの特徴として、メールと違いスタンプ機能があるなど、手軽にやり取りができるところがあります。
メールのような堅苦しい文面だけではなくスタンプを使うことで、学生側も返信がしやすく、ひいては企業との精神的な距離が縮まります。
実際に、これまでアップルハウス様では、メールによるやりとりでは質問がほとんどありませんでした。
しかしLINEを取り入れたことで、採用に関する質問や「社員に会いたい!」という要望が圧倒的に増えました。
さらに、最終選考を控えている学生や内定者フォローのために「一緒に御飯でも食べませんか!」「オフィスに遊びに来ませんか?」というお誘いがしやすくなり、結果的にそれが内定辞退を防いで定着に繋がります。
採用活動にLINEを取り入れたきっかけ
ここで、アップルハウスが採用活動にLINEを取り入れたきっかけをご紹介いたします。
インタビューの一部となりますが、全文はこちらでご確認いただけます。
採用活動にLINEを導入!柔軟にトレンドを取り入れるのは全て学生のため。株式会社アップルハウス松本
その担当者と松本さんとみんなで、「どうしたら学生が抵抗なくやり取りできるか」を考えました。
その中で、つい1年前まで就活していた担当者が「LINEの方がやりやすい」と言うので、じゃあやってみようという流れですね。
小藤田
松本
それよりもまず、入社1年目の新人を人事に抜擢するのが珍しいですよ。
小藤田
松本
実際LINEでやってみてどうでしたか?
でも、LINEの手軽さからなのか、時間帯や曜日を気にせず質問を投げかけてくれます。もちろんこちらも対応するので。
あとは、読んでくれたかどうかも既読が付いてすぐにわかるので、純粋にやりやすさを感じています。
小藤田
採用活動にLINEを取り入れるポイント
採用活動にLINEを取り入れるメリットや運用のポイントについて解説致しました。
- 内定辞退が多い
- 説明会の参加率が悪い
- 学生との接点を多くもちたい
このようなお悩みを抱える企業様は、採用活動にLINEを取り入れてみてはいかがでしょうか?
LINEを取り入れるアイディアも、お客様と一緒に考えて生まれました。
なるべくお金をかけずに「お客様がやりたい採用」を実現させるにはどうしたらいいか?
このようなスタンスでお手伝いをさせていただいております。
オンラインによる無料相談も受け付けておりますので、お悩みを抱える方がいらっしゃいましたら、一度お気軽にご相談ください。きっとお役に立てるはずです。