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内定者フォローの真の目的とは?おすすめの方法や事例をご紹介

経営者

「内定辞退防止のためにも、内定者フォローをしっかりとやらなくては!」

このように思う経営者や採用担当者の方へ向けた記事となっておりますが、内定者フォローを行わないと内定辞退が続出する…ということはそれほど起こりません。

そこで今回は、内定者フォローの目的やおすすめの手法、実際に弊社がサポートしているクライアントの事例についてご紹介致します。

チェック!
弊社では、オンラインによる無料相談も受け付けておりますので、御社にとって最適な内定者フォローの方法を見つけるお手伝いができると思います。ぜひお気軽にご相談ください。

 

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内定辞退が起こるのは、内定者フォローのせいではない

前述した通り、内定者フォローを行わないと内定辞退が続出する…ということはそれほど起こりません。

もしもそのような事態が起きた場合には、内定者フォローのプロセスではなく、採用のプロセスを見直すべきです。

採用時点において、志望度の確認などがうまくできていない可能性があります。

詳しくはこちらで解説しておりますので合わせてご覧ください。

【人事向け】内定辞退率を下げる3つのポイント

内定者フォローの目的は、教育による即戦力化

内定者フォローの主な目的は、「教育による即戦力化」です。

そして、最も強い施策は「働かせ始める」ということです。

例えば、週5日に近い形でアルバイトとして実業務の経験を積んでもらいます。

内定者

「実務経験も積めるし、卒業旅行に向けてお金を貯めることができるから一石二鳥だ!」

このように考える学生もいるでしょう。

また、実際に働くことで社内メンバーとの関係性が構築できるので、内定辞退防止にも繋がります。

内定者フォローに潜在する問題点やリスク

「働かせ始める」という施策には、コストがかかるという問題があります。

また、「内定者に働かせる会社だ」という噂によって、学生離れが起こるリスクもあります。

「内定後の一番遊べる時期に拘束されるなんて嫌だ!」

内定者

このような学生は一定数いるでしょう。

なので、2月〜3月は出勤させないなど、学生に対する配慮を忘れずに行いましょう。

そうすることで、内定辞退のリスクを回避しつつ、教育を施して即戦力化を図ることができます。

可能性としては「社内の実態がよくわかることで内定辞退が起こる」ということもありますが、これは許容すべきリスクと考えてよいでしょう。

そのような人材は遅かれ早かれ離職してしまうので、もしもそのような“不一致”があったとしたら、4月の正式入社前にお互いに不一致を認識できたというメリットのほうが大きいかと思います。

内定辞退防止にも効果的!おすすめの内定者フォローの方法

自律的・能動的に動ける人材というのは、どの会社でも欲しいものです。

ここでは、そのような人材を育む内定者フォローについて考えてみたいと思います。

内定者に「卒業までのプラン」を立案させる

まず会社として、提供できる選択肢を提示します。

例えば、「アルバイトとして働くことができる」とか「自己学習のために予算を提供できる」などです。

そのうえで、内定者に「卒業までのプラン」を自ら立案させます。

4月入社時点での「ゴール」や、卒業までの残り時間をどのように過ごすかの「計画」を設定してもらうのです。

人によっては論文に集中するとなるかもしれませんし、アルバイトをして自社業務に慣れる、となるかもしれません。

そして月に1回程度、「ゴール・計画」に対する振り返り会を行います。

これにより、ビジネスパーソンとしての基本的なOSとなる「PDCAを回す」というスキルや習慣を身に着けさせていくことができます。

また、このプロセスに人事が関わることで、人材の強み・弱み・個性など、入社後の配属に必要な情報を手に入れることができるでしょう。

このフォローの方法は、物理的な内定辞退防止策にもなりますし、なによりも教育効果が大きいです。

さらに、月1回程度の振り返り会をオンラインにすることで、「ほとんどコストがかからない」という点も大きなメリットと言えるでしょう。

内定者同士の結束力を深める!内定者フォローの事例

もう1つのおすすめの内定者フォローがあります。

それは、「内定者企画のインターンシップ」を実施させることです。

しかし、マンパワーが不足していたり、良い企画が思い浮かばなかったりと、インターンシップ実施に向けてのハードルは高いと思います。

そこでおすすめしているのが、内定者が出揃う夏あたりにプロジェクトを立ち上げるものです。

担当者

「皆さんの1つ下の代のインターンシップを実施してみましょう」

内定者は、どうやったら自社(内定先)の魅力が伝わるインターンシップを企画できるかを考えます。

それだけで自社の魅力をさらに深く知ることができますし、その情報をもらうために先輩社員へ対して自主的にコミュニケーションをとりにいくはずです。

そうすることで、自然とより強い帰属意識が生まれますし、内定者同士の結束が深まることは言うまでもありません。

毎年インターンシップを内定者に企画させているクライアントの例では、上記に上げたメリットだけでなく、自主的に「◯名集めます!」と目標を設定し、ゼミやサークルの後輩に声をかけて集客をすることで、母集団形成にもつながったという成功事例もあります。

過去に何度もお伝えしてきましたが、今の採用市場を見ると、インターンシップは実施しておくべきです。

今すぐインターンシップを実施すべき3つの理由とは?成功事例付きで解説

内定者フォローでは、自社にとって最適なバランスをとることが大切

内定者フォローの目的やおすすめの方法について解説いたしました。

ポイント
  • 内定辞退が続出したら、フォローのプロセスではなく採用のプロセスを見直すべき
  • 内定者フォローの目的は、教育による即戦力化
  • 教育による戦力化を図るには「働かせ始める」ことが一番だが、学生への配慮を忘れずに
  • 卒業までのプランを作成してもらうことで、コストのかからない内定者フォローができる
  • 内定者にインターンを企画・実施させることで、内定者同士の結束力を深める

今回ご紹介した内定者フォローの方法が、必ずしも良いというわけではありません。

「人事がリモートで宿題を出し、添削をする方法が良い」
「うちの会社では、週1回アルバイトに来てもらうのがいい」
「うちの会社では、11月の1か月間しっかり働く経験をしてもらう」

大切なのは、コスト面や業務量、即戦力化のニーズなどを鑑みて、「どんな方法が自社にとって最適な内定者フォローか」を見つけることです。

今回ご紹介した方法にいまいちピンとこなかったり、実際に試したけどうまくいかなかった場合にはご連絡ください。


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