「スカウトメールの返信率が悪い」
「どんな件名をつければいいかわからない」
悩んだ末に、ネットで見つけたテンプレートをそのまま使ってスカウトメールを作成している…といった人事の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような工夫のないスカウトメールでは何も期待できません。優秀な人材に対して狙ってアプローチをするためには、他社との差別化を図るなど、ポイントを抑えて作成する必要があります。
そこで今回は、これまで多くの人事をコンサルティングし、10000人と10000時間の面接を行ってきた人事のプロフェッショナルである赤木賢敏さんにインタビューを行い、スカウトメール作成のポイントをお伺いしました。
▼赤木さんの詳しいプロフィールやこれまでのインタビュー記事▼
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人事のプロにスカウトメールの極意を聞いてみました。
松本
赤木
松本
某ダイレクトリクルーティングサービスに”良いスカウトメールの見本”が掲載されているんだけど、そこに載ってるのは僕が作ったスカウトメールだからね。
赤木
松本
「反応率の高いスカウトメールの書き方」を教えて下さい!
基本的なことだけど、今から言うことに気をつければ反応率は上がると思うよ。
赤木
スカウトメールは件名が命!開封率を上げるのは「わかりやすさ」
例えばこのスカウトメールの件名を見てほしいんだけど。
赤木
松本
そもそも、どの立場のどんな人に大逆転してほしいのかわからないし、せっかくメッセージは2000字まで使えるのに短すぎる。
また、場合によっては「相手にどう行動して欲しいのか」を明記することも必要になってくるね。
赤木
松本
弊社も最近メルマガの配信を始めたばかりで感じているのですが、件名を決めるのって難しいですよね。
赤木
松本
スカウトメールの件名で悩んでいる人事がいたら、求職者のフリして転職サイトに複数登録して、自分が開いてしまうメールの件名や特性を分析するところから始めればいいと思うよ。
赤木
松本
スカウトメールの内容は、どんな相手なのか想像を膨らませて考える
松本
中途採用の場合、履歴書を見て「たぶんこういう人だろうな」っていう想像をめちゃくちゃ膨らませる。
例えば「ログインが3日前」の人は、なにかしら転職活動をしているわけじゃない?
赤木
松本
だから、そういう人に向けたメールの冒頭にはこういう一文を入れるのよ。
赤木
「既に内定をお持ちで、ある程度転職先の方向性は決まっているかもしれませんが…」
松本
よく見かける「未経験OK!」でも、そのメールを読んだ本人が「まるで自分のことだ!」と思うくらい具体的に書くことができれば、返信率も上がると思うよ。
赤木
スカウトメールにテンプレートを使うな
松本
多くの人事は、それぞれのメディアが推奨するテンプレートをもとに書いてるけど、あれはよくないね。
赤木
松本
「周りと同じようにしておけば問題ない」っていう日本人の習性がモロに出ちゃってるよね。
多くの企業が使っているテンプレート通りに書いて、期待通りの反応が来るわけない。
赤木
松本
そういう意味でも、構造の差別化は常に意識しないと駄目。
赤木
松本
そのメールを読むことでどんなメリットが得られるかを書ければ、より良くなると思うよ。
赤木
松本
でも、どこまで書いたらいいんだろうっていうのはいつも悩みます。
そう思って、僕は開示できるレベルの7割くらいまでメールに載せています。
赤木
松本
某ダイレクトリクルーティングサービスで最大25%の返信率までいけたよ!
赤木
松本
今日はありがとうございます!めちゃくちゃ勉強になりました!
返信率20%を達成したスカウトメールの例文とポイント
冒頭でもお伝えしましたが、僕は赤木さんのノウハウを積極的に活用しています。
そのおかげで返信率を上げることができているのですが、その中でも、実際に返信率20%を超えたスカウトメールをポイント付きでご紹介したいと思います。
今回ご紹介したスカウトメールの例は、インターンシップの参加を促すものですが、赤木さんが一番得意とする領域は「中途採用」だと思います。
もしも中途採用のスカウトメールで返信率を上げたいとお考えの方がいましたら、僕からでも赤木さんをご紹介できますのでお気軽にご連絡ください。